妊娠をすると、骨盤が開いたり、骨盤に歪みが生じます。妊娠中に歪んだ骨盤は産後3~4ヶ月かけて左右交互に少しずつ縮みながら、ゆっくりと元の状態に戻ります。
しかし妊娠中に身体のバランスが崩れていると、正常な位置に戻りにくくなります。
骨盤が正常な位置に戻らない状態が続くと、骨盤周辺の血流が悪くなり
腰痛、浮腫み、冷え性、不妊
などの婦人科系トラブルにつながります。
妊娠による骨盤の歪みを外から引き締めるだけでなく、根本原因から改善することが大切であると考えております。
骨盤の歪みは骨盤だけに原因がある訳でなく、全身のバランスが悪くなることも影響しているためです。
産後の女性の靭帯はとても柔らかくしなやかで、骨盤矯正には絶好の機会です。
基本的には産後2~6ヶ月までに骨盤矯正を行うのがオススメです。
産後1ヶ月は悪露が出るなど、出産の影響が体に残っています。そのため、無理に骨盤矯正を始めると悪露が体外へ出きらないこともありますので、焦らず1ヶ月は様子をみましょう。
しかし、反対に産後6ヶ月が経つと骨盤が閉じた状態になり、一度閉じてしまうと矯正するのに時間がかかるので、6か月が経過する前に骨盤矯正を行うのをオススメ致します。
骨盤を正しい位置に戻すことで、内臓も正常な位置で機能し、栄養素の吸収が良くなります。
他にも、血行が良くなることで基礎代謝が上がり、腰痛や冷え性、産後太りなど改善できます。